日の名残り
【日の名残り ノーベル賞記念版/カズオ イシグロ】
人生を執事という役職に丸投げして、
自ら考え向き合ってこなかったスティーブンス。
父の死やケントンの恋慕に向き合うことなく、
向き合わないことこそが執事としての矜持と考えようとしていたが、
過ぎ去った過去を回想する中で少しずつ後悔が滲み出る。
クララとお日さまにも日の名残りにも、日というワードがあり、
なんとなく村上春樹の井戸のように、
カズオにとって日は特別な意味があるのかな、と感じた。
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