推し、燃ゆ
【推し、燃ゆ/宇佐見りん】
おそらく発達障害であろう主人公が、
周囲の理解や適切な対応も得られず、
自分自身に対する理解もままならない状況でアイドルにハマり、
内に溜め込んだ形にならない鬱憤を燃焼し尽くす話だと感じました。
普通のことが出来ない自身の苦しさと
アイドル以外の部分が理解されない推しの苦しさ、
自分自身と推し自身のことが理解しきれない苦しさが
一緒になって押し寄せてきました。
ラストは良くも悪くも自身を認識して、
どうにもならないことはどうにもならないままに
受け入れるしかないと決意とも諦めともつかない感じでしたが、
後味は悪くないです。
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