私は御曹司様に救われて恋をし、結婚します
一ノ瀬 彩音
第1話 私は男性に救ってもらう
私はなぜか自宅に居てもお暇だったので外出をしている。
外出をしていると足元が急にふらついてきて具合が悪くなって
くるのでした。
私が歩いている道は人通りが少なくて少々困っているのです。
このまま歩いていればきっと道端に倒れて大変な事になると思います。
それだけは避けないといけないので私は必死に自宅へと帰る事にした。
しかし、自宅へ帰宅途中、私はとうとう道端に倒れ込んでしまうと
意識がだんだんと遠ざかっていくのでした。
私は一体どうなってしまったのでしょうか。
しばらくすると私は目を覚まして起き上がるとベッドの上でした。
「私は一体…………それにここは何処なの?」
私はベッドから降りてお部屋の中を見回していると誰かがお部屋の中に
入って来るのでした。
お部屋の中に入って来たのは一人の男性です。
男性は私の姿を見ると
「もう起きて大丈夫なのですか?」
私は男性の方を向いてから
「はい、大丈夫です」
「それは良かった。貴方が道端で倒れていたんで」
「そうだったんですね、ありがとうございます」
「いくら貴方の身体を揺すっても起きないし、それに息はあったので
俺の家まで抱き抱えて運んできました」
「本当にありがとうございました、ご迷惑かけて申し訳ございません」
「いえっ、お気になさらずに」
私は男性の事をよく見つめるとイケメンでかっこよかった。
それにたくましい身体をしていて私好みの男性でした。
男性の事を見つめていたら、心臓がドキドキしてて大変な事になっている。
どうしよう、どうしよう、どうしよう、この胸の奥から溢れでてくる感情を
抑える事が出来ない。
「あ、あの、本当に失礼なお話ですが、私の恋人になって頂けませんか?」
「恋人ですか……私はぜんぜん構いません」
「あ、ありがとうございます」
私はこの恩人さんと恋人になれた事が嬉しかった。
「私のお名前は
「良いお名前ですね、俺の名前は
年齢25歳」
「疾風って良い名前ですね」
「ありがとう」
「私のご職業ってフリーターなんですよね、お恥ずかしい」
「そんな事はないと思いますよ」
「そう言ってもらえると助かります」
「俺はこの草薙邸の御曹司をしている」
「お、御曹司っ!?」
「そこまで驚く必要はないと思うけれどな」
「す、すいません」
疾風さんが御曹司という事はお金持ちになるのね。
「えっと、呼び方はどうしましょうか」
「恋人だからな、お互い名前を呼び捨てでいいんじゃないか」
「はい、そうしましょう」
これから私と疾風の恋愛が始まるのね。
私はそれがとても楽しみでしょうがなかった。
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