第8話「見つけた」

 「上のほうにあったーー!!」

突然の大声に、チェシャー猫は体をビクンとさせる。


「星付けるの全部読んだあとの上の方にったんだよ!」

アリスはぐに近況ノートに目が行くので気付かなかったらしい。


「で、アリスは星何個付けたんだい?」

騒ぐアリスを後目しりめにチェシャー猫は言う。


「三個!!!」

アリスにはレーティングと言う概念がいねんが無かった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る