なにが孤高だ!


かっこつけの別称だ、孤高。

一匹狼が男のさが、孤高。

卑屈の極み、孤高。

悲劇のヒロイン、孤高。

誰もわかっちゃくれない。

誰かに話すと、今までの自分が何だったのか、混乱する。


孤高。何を高めるのか。「何を」決めない限り雰囲気で孤高を作ってはならない。

大人は、そんなに他人に興味はない。しかも、記憶は常に更新されていく。昨日のことなど薄っすらになるんだ。

かなしい、せつない現実を見よ。

近くに人間がいるんだよ。でも、携帯いじって他人には興味を示さない。

これが世の中だ。自然と孤高が出来上がる。あまりに切ない世の中だ。

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