愛は素敵な事よ
一ノ瀬 彩音
第1話 愛とは何でしょうかⅠ
初めまして、私のお名前は
年齢24歳で職業がご令嬢です。
相川邸のご令嬢をしているのです。
相川邸にはメイドがいましてメイドのお名前が
年齢23歳でいつも頑張ってくれているメイドです。
私はメイドの一条麻衣の事を麻衣と呼んでおります。
麻衣も私の事を菜々緒と呼んでくれているので嬉しいです。
そんな私は麻衣を呼び出してある事について語り合おうと
しているのでした。
するとドアがノックされる音がして私はお返事をして
お部屋の中へ入るように指示をした。
そうしているとドアが開いて麻衣がお部屋の中へ入って
くると静かにドアを閉めるのでした。
「菜々緒、何か御用なの?」
「貴方に御用があるの、その前にドアの所にいないでもっと
こっちに来ていいのよ」
麻衣は私に言われて私の傍まで歩いて来ると立ち止まっている。
「御用とは何でしょうか?」
「愛について語り合いましょう」
「はい」
「麻衣は愛についてどう思うのかしら?」
「そうですね、愛は素晴らしいと思います」
「どういう風に素晴らしいのかしら?」
「それはですね、口付けをしたり、手を繋いだり、デートしたりと
出来るところがいいですよね」
「なるほどね」
私は麻衣が言ってる事に感心しているのであった。
「菜々緒は愛についてどう思うのでしょうか?」
「私はよくわかりません、ごめんなさい」
「そうですか………………」
「愛について言うのならば、語り合うより実際に愛というのを
知った方が早いかもしれませんね」
「そ、それはそうかもしれませんね」
「愛は本当に素敵で素晴らしいと私は思います」
「菜々緒のおっしゃる通りでございます」
麻衣ったら、私と愛について知りたくないのかしらね。
「麻衣、私と恋愛して欲しいの、ダメかしら?」
「それはつまり恋人になって欲しいのでしょうか?」
「そういう事になるわね」
「菜々緒なら私も喜んで恋人になります」
「ありがとうね、麻衣」
「はい」
私と麻衣はこれで恋人となって私は正直に言うと嬉しかった。
どうしてかというと前から麻衣とは恋人になりたかった。
麻衣と恋人になる事が私の願いでもあり、それが叶える事が出来たので
私は心の底から嬉しい。
これから麻衣の事は大切にしていかないといけないわね。
「麻衣は私にして欲しい事はあるのかしら?」
「特にございません」
「遠慮せずに言っていいのよ」
「それでは、私と口付けをして欲しいです」
「わかりましたわ」
私は麻衣の目の前に立つと顔を近づけて麻衣の唇に口付けをするのだった。
麻衣の唇に口付けをした時、柔らかい感触を感じた。
女性の唇って柔らかいのね。
「菜々緒、口付けをしてくれてありがとう」
「うん」
私は麻衣から少し離れると口付けをした感触がまだ残っている。
どうしよう、どうしよう、どうしよう、心臓がドキドキしているのがわかる。
私は麻衣に何かを指示したいです。
どういう指示を出せばいいのかが正直わかりません。
こうなったら適当に指示を出すしかないわね。
「麻衣、今穿いているパンツを私に見せなさい」
「はい、かしこまりました」
麻衣はメイド服をたくし上げると麻衣の穿いているパンツがよく見える。
「これでいいでしょうか?」
「それでいいわ、それにしても成人しているのに可愛らしいパンツを
穿いているのね」
「はい」
「花柄と苺の絵柄のパンツが大好きなのかしら?」
「はい、大好きです」
「麻衣らしいパンツを穿いてて私は嬉しいわね」
「ありがとうございます」
「パンツを見せてくれてありがとうね」
「はい」
麻衣はメイド服から手を離した。
「次はどうしましょうか」
「菜々緒はどうしたいのでしょうか?」
「そうね、デートでもどうかしら?」
「今はそういう気分じゃないです」
「あらっ、そうなのね」
麻衣はデートをしたい気分じゃないとなると私はどうすればいいのでしょうか。
私は頭の中で必死に考える事にしている。
いくら考えても考えが思いつかないし、これから先はどうすればいいのかわからないでいた。
「菜々緒、メイドとしてのお仕事があるので申し訳ございません」
「いえっ、お気になさらずに」
麻衣はお部屋から出ていくとメイドのお仕事へと戻っていくのでした。
私はどうしていいのかわからないのでベッドの上に座って休む事にしたのです。
「麻衣と恋人になったのはいいけど、お互いに恋愛未経験なのでどうしていいのか
わからない」
私はじっくりと今後の事を考える事にしている。
まず恋人という事は恋愛をちゃんとしないといけないわね。
そのためには麻衣を何としてでもデートに誘わないといけない。
麻衣も私とデートしたいに決まっている。
ここは直接誘う方がきっといいと私は思います。
私は麻衣とデートがしたいです。
必ず麻衣をデートに誘ってみせますわ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます