人と死よ
@mafuda3
第1話
幸福な一日について述べよう。それは何の不安もなく朝に眠りから目が覚めて、何の不安もなく昼間を過ごして、何の不満もなく眠ることだ。
自分は毎日が憂うつで残酷だ。しかし自分のことばかりを考えている場合ではない。周囲を見渡すと皆そのようにある。
生きているから出来ることは何かを、僕は考え始めていたんだ。
毎日僕らは疲れている。精神と肉体に差異はあるが太陽と比べるとほとんど気にならないくらいの微差だと思う。つまり皆んな何らかの個人的な要因で疲れている。
草を食うものと肉を食うものがいる。それぜれ分けることが出来ない、時計の長針と短針のようなものだ。それぞれが顔を見合わねば意味をなさない。
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