第32話 満足感
あなたのために生きてみようと思った
今までは
自分のしたいことや
自分の使命みたいなものを
わけもわからず探し回ってたけど
あなたに会って
あなたのために生きてみるのもいいかなって
思った
あなたのためにごはんを作ったり
あなたのために部屋を掃除したり
あなたが元気でいてくれるように
あなたが喜ぶことをしてみたり
あなたが一日でも長く
私といてくれるように
私といられるように
そう願いながら
一つ一つ丁寧に仕事を仕上げていく
あれ?
今まで何に対しても満足できなかったのに
なんだろうこの満足感
すごく充実してる
楽しんで丁寧に
自分の仕事に自信が持てるように
全力を注ぐ
『完璧だな♥️』
にやけながら
自分の仕事に満足する
誰かのために生きることで
自分の価値を
自分で認めることができるなら
それもありかなって思う
『満足感』って素晴らしい
こんなにも充実して満たされるなんて
知らなかった
身近なもので良かったんだ
丁寧に楽しんで
ドヤ顔すればよかったんだ
この『満足感』が気持ちいいから
私はあなたのために生きていこう
あなたを喜ばせて
私もドヤ顔で喜ぶ
今まで生きてきた中で
今が一番気持ちいいから
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