「浜焼きin家」
縁側、簡易コンロの上でぐつぐつと音を立てているのは目の前で焼いている栄螺の壺焼きである。
そして、うつったかのように唾液を飲み込んだのはズィークと彼女だ。
そして魚屋で貝類を浜焼きセットとして売っていた箱を確保したのは私だ。
酒の準備はそれぞれ万端、後は焼けて食べるだけ。
一緒に入っていた帆立貝はバターの濃厚な香りがしている。
ズィーク、よだれ溢れてるぞ。ってことでー。
「いただきましょう」
一斉に箸が伸びた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます