『宇宙』

矢田誠一

第1話

ある日 星に なりたいものが 居て、

星に なった。

その星が、 寂しくって、

生き物を

作った。

その 生き物が

寂しくって、 女を、 作った・・・・・・・。





その星に なりたいものが、 いて、


その 星に


なった。

少し

違う

ものだったが、 その星の

様に なった。宇宙は、 暗く、

寂しく、 辛かった・・・・・・・・。


あるものが、

光輝こう、

と、

思った。

そして、 初めの

太陽に 、

なった・・・・・・・。


こうして

宇宙は、



出来ていった・・・・・・・・。



いつの間にか・・・・・

にぎわった。寂しかった

はずの

宇宙が、

にぎわい、 いつの間にか、

初めの

太陽に

なりたい・・・・・、



初めの、 星に、

なりたい

と 思い、



小さな 星達は、

自分を、

膨らませた。 そして、 星達が、



コンテストを、

開いた。



一番 美しく、

輝く

星は、

自分だって ・・・・・・・・・。 そして、

星達は、 してはならん、



自分と、



隣を、



見て、 しまった。そして、憐れんだか、


嘆いたか・・・・・。 初めの 星

同士の、

涙が、



始まった・・・・・。





いつの間にか、


コンテストは、

辛さへと、

変わっていった・・・・・・・。一向に、 輝きを 求める 星、

一向に 、 仲間を 求める 星、

一向に、 遊ぶ 星、

一向に、 青さを、 求める、 星・・・・・・・。





いつの間にか・・・・・

嘆きが

増えていった。 そして、






海が

出来、





もっと、




嘆きは、



海へと



変わってった・・・・・・・。







そして、

宇宙は、

今を、

向かえた・・・・・・・。

そして、







宇宙は、

素晴らしい

憧れを、 持つものに、

夢を、

プレゼント

した。 end.

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