「釣鐘草」(Ein Blumenglöckchen) E.MacDowell

曲名:Ein Blumenglöckchen

   釣鐘草

作曲家:Edward MacDowell

   エドワード・マクダウェル

作品番号:Op.28-6

収録:6 Idyls after Goethe

   ゲーテによる6つの牧歌


このちょっと清々しさと可憐さを感じる構成の和音から始まるマクダウェルさん節〜!って感じ。

ゲーテの詩をもとにして作られた曲なので、ドイツでの釣鐘草がどの植物を指すのかというのはあるのだけど、マクダウェルさんがアイルランド系米国移民の系譜なのもあって私はブルーベルを想起してしまう……

そこに加えて、結構音のリズムや高さ的に「鐘の音意識なんだろうな」って箇所があって、「こんなにブルーベル鳴っててええのんか……妖精が、妖精が呼んでいる……!」となる。

……ブルーベルは妖精が仲間を呼ぶために鳴らすもので、うっかりその音が人間に聞こえてしまうとその人は亡くなるとかなんとかイギリスとかアイルランドとかではな、言うんじゃよ(自作品でネタにしました)


とか言ってたら調べて出てきた動画によると英題はBluebellらしいですね、やっぱ妖精が呼んでるわ。

じゃんじゃん鳴らしてるわ、きっとブルーベルの森ブルーベルウッドなのだわ……青い花の絨毯なのだわ……


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