君はゴーディアンを知るか

３－２５ 君は新たなるゴーディアン(ズ)を知るか

　本日は『闘士ゴーディアン』放送開始４２周年。そして、「君はゴーディアンを知るか」連載開始２周年である。

　超合金魂闘士ゴーディアン及び、Ｂｌｕ－ｒａｙＢＯＸ発売というイベントも終わったが、２０２１年秋は阪神競馬場とタツノコプロのコラボ企画で『阪神競馬場 AUTUMN GI HEROES RACE 』が実施中であり、ゴーディアンもメンバーに入っている。

　さて、このコラムでは「ゴーディアン」と言えば『闘士ゴーディアン』であることが暗黙の了解になっているが、一月ほど前から、ツイッター等で別の「ゴーディアン」が見られるようになった。調べてみると、俳優、眞栄田　郷敦（まえだ　ごうどん）のファンの呼び名として個人なら「ゴーディアン」、ファン全体なら「ゴーディアンズ」と読んでいることが分かった。

　群馬県太田市の強戸（ごうど）地区出身者が自らを「ゴーディアン」と呼んでいるのは知っていたが、今回の新たな「ゴーディアン」が定着するのか、行方を見守りたい。

　これ以外にも「ゴーディアン」という単語自体は様々な意味で使われている。例えば、バンド名などに使われている「ゴーディアン・ノット」。日本語では「ゴルディアスの結び目」と訳され、解けない難題を予想外の方法で解決する慣用句として「ゴーディアン・ノットを解く」と英語では使われている。中国の四字熟語「快刀乱麻」もこの「ゴーディアン・ノット」が由来だと言われている。

　「ゴーディアン」は元々人名で、ローマではこの名前の皇帝が三人いる。治世は短かったが、現代でも名前の刻まれたアンティークコインが出回っている。

　それでは短いが今回はこの辺で。