こんな昔話は嫌だ!
天ノ川鋼
桃太郎
昔、昔、あるところにお婆さんとお爺さんがいました。裕福な家庭ではありませんが仲良く暮らしていました。
ある日、お爺さんは山へ芝刈りにいくと嘘をつき隣町で博打を打ちに行きました。お婆さんは川へ洗濯に行きました。そして、どんぶらこ、どんぶらこ、と大きな桃が流れてきました。
「こりゃ、大きな桃じゃ。きっとお爺さんも喜ぶでしょう。」
「婆さんや、おかえりなさい。」
「あら、お爺さん、ただいま。そのおは?」
「このお金は、えぇと、ば…芝刈りのお礼じゃ。」
「そうかい、そうかい、」
「ところでその大きな桃はなんじゃ?」
「川から流れて来たのじゃ。切って見ましょう。」
大きな桃を切ってみると……そこには見るに無残な赤ん坊の死体がありました。
お婆さんとお爺さんは声が出ないほど驚き数分後正気を戻したお婆さんとお爺さんは赤ん坊の死体を庭に埋めてたところを若者に見られそれを警察に訴えられ短い生涯を牢屋で過ごしたとさ。
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