第8話露わ 骨と川、諾々の甘の側
頭価値割って脳身祖収集して、
味噌スープにして飲み降して終お
少しだけ 塩水の弾いた 珠のような飴玉
海の藻屑に孵ろか。
負荷した鉛管からもうもう、過去が拭き焚く
露わ 骨と川、諾々の甘の側
小舟がいっそう 番を待つ。
誰もいないのさ、底には
痛々しいだけの未来を孕み
朽ち花が割いて識る
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