第29話　ダンジョンの階層説明　１階層

　現在のダンジョン領域、いわゆる１階層は実質上の表層区である『荒野のオアシスとコボルト改め人狼の村』此処はオアシスを中心とした人狼の村でありキャラバンの交易中間拠点でもある、住人である人狼は元は荒野を徘徊する半魔だったが今ではすっかり変わり亜人種の集団へ存在を変化させた。

　ダンジョン領域内は基本的に破損部分が自動修繕されるが此処はそれを止めている、理由の１つとして開墾開拓事業者の心を折らないためと言うのも有るが此処がダンジョン領域内で無いと言う誤認をさせる為でもある、まあ多少のテコ入れ位はするがそんなもんであろう。

　因みにダンジョンコアは基本的にこの１層に有る、だからどこまでダンジョン探索しようとコアが見つからずダンジョンの破壊はされないのである。

　ダンジョンの２層への入り口は村の外れに存在し、村の住人や探検家ギルドの所属探検家や研究者などが日夜出入りしている、因みにダンジョン研究家からの見解は『コアが見当たらないのは不思議だが今のところヌルイダンジョン』とのこと

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