ヨアヒムの秘密
限前零
1st:守護者は天使か悪魔か
リエル:黒ずくめの服だね。カラスみたいな……とんがりお面が、ちょっと怖いけど。
イド:…………!?(身体が…無い…?)
リエル:……ね、イドさん。どしたの?とんがりお面にびっくりしたの?
イド:(……リエルには、身体が見えているのか。なら、徒に怯えさせる必要はないか…)
あ、ああ………珍しい面だな。
ヨアヒム:ほぅ。赤い方は…お亡くなりになりましたか。まだお若いように見受けられますが……分からないものですな。
日向:彼は、自ら望んで死を選びました。それが大切な者の為になると信じて…
ヨアヒム:自ら望んで……ですと?感心出来ませんね。死をもって誰かを救うことなど…
日向:本当に……そう、でしょうか。彼がリエルの側に付き添ってから…命の危機に曝される事が多くなりました。
彼にとっては苦渋の決断だったと思います。それでも、自らの力でリエルを死なせるくらいなら……とね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。