第33話

「…それってどういう…」



「はい隙あり」


片手で来るっと木刀を取り上げるとザクはバランスを崩して尻もちをついた


「…うわっ」


「よそ見してても勝てないと彼等にはついていけないわよ」


「むぅ…善処する」



「…さて…私は部屋に戻っているわね」


「お送りしますよ」





「ありがとう。でも大丈夫よ」



そういって私は訓練場を後にした





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