望み


視界に

映る

景色が

壊れて行った

それは地平線から

順番に始まって

やがて

わたしの足元まで

到達しようとしていた

何故だろう?

逃げるための最初の一歩も踏み出せないのは

めちゃくちゃにされた世界があり

その中に自分もいて

そうなることを望んでいるような気がしている


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