第61話 葉桜の君に

 ども。

 新巻へもんです。


 今日はスーパーマーケットに開店早々に行ってまいりました。籠いっぱいに買ってレジに並ぶとキャッシャーさんとの間に透明なビニールの垂れ幕が下がっています。マスクもせずに買い物に来て申し訳ありません。どこにも売ってないし、手作りしようにもゴム紐もないし。本当に困りました。


 まあ、今は正規の業者が50枚3500円で業務上必要な医療機関などに営業のファックス流してるみたいですね。いくら需要と供給で物の値段が決まる社会だといっても、あまりいい気分はしません。以前の5倍の価格で商売するのも自由なら、それに嫌悪感を抱くのも自由でしょう。


 気分の悪い話で始まって申し訳ないです。今日の本題は、ゆあん様の自主企画「筆致は物語を超えるか」【葉桜の君に】でございます。企画主の出した題名とあらすじに沿って各人が投稿して勉強しあおうというものですね。昨年、同様の企画で【海が太陽のきらり】を課題にしたものがあり参加させていただきました。


 その時は企画主様からも的確な批評を頂き、また他の参加者様のものも拝見させて大変勉強になったのです。そこまで言うんだから、今回も参加するのが当然なのですが、当初は様子見をしていました。初見でこのお題から思いつくものがありませんでしたし、主人公が教師と言うのも動かしづらい。


 そうこうするうちにフォローしている作家様の投稿が始まりまして、ついつい読んじゃったのが運の尽き。お題からほぼはみ出すことなくストレートに消化した美麗な作品でした。作中の小道具の使い方とか、終わりシーンとか、勉強になりましたが、一方で私はコーナーに追い詰められて連打を食らった気分です。


 もう同系統の作品を書いても2番煎じにしかなりません。まあ、そういう企画なので、2作の差を見てもらってもいいのですが、月とすっぽんのすっぽんを出す方はよほど心臓がびっしりと毛で覆われていないとコメントを見た瞬間にショック死してしまいそうです。


 そこまで強くない私としては搦手から攻めるしかないと判断をしました。何も大手門から攻めあがって集中砲火を食らうことはないじゃないか。企画主様からも今回は現代ドラマが多いというコメントが出ています。よっしゃ、こうなったら異世界ファンタジーにしてやろう。


 このお題で異世界はいないはず。仮に出来がイマイチでもこのジャンルに挑めばオンリーワン。頑張ってチャレンジした精神だけは評価してもらえるに違いありません。まあ、文の量にして8割強は現代ドラマなんですけどね。


 ではでは。

 

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