第7話の8

 ミキの目が僕を捉える。刃の先はアニキだ。戦いの発端はクモの技術。降ってきたのはローナとソード。グラスだったのかよ黒い赤。


 光には満ちたロードは、崩れ落ちていく。男性神ローナはローナで、僕で合っているハズ。


「ソードー! アニキー!」

 アニキは叫んだ。本当の力はソードだー、グラス。認められるかよ、ソードが最強のロボットだった。


 アニキの目が崩れ落ちていく。ソードとローナの兄弟機はヒカリのクモ。


 ミキのコントロールはグラス。こいつを壊す積もりだったのか、アニキー!

「許せねーぞ、アニキ! 俺のオンナに手を出すなー!」

「ふん。セツナの本気を見たかっただけのクズはオレ…」

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