第6話の9

「キマれー。連射ソード!」

 煙幕を最後に三つのロードは去る。


 ムチの20S可能か、ミキ。グラスのパワーは1000に達した。ミキのパワーとアニキのパワーは上がらずキープ。


「20Sが最高だとー、俺の剣は40Sだー!」

 と、ガイのツルギがローノを仕留める。


 ローノの魂が僕ことセツナを襲う! 幻影父さんだったのローノ。

「違うユメを見ていたセツナとミキ。セツナの色こそロードだろう」


 ローノは父でないことを告げ、ミキを放した。僕のパワーが900を越えた。


 ローノの声がミキに届く。

「届くのセツナにちょっと間違えたわ、ヒカリ。セツナ、戦いの無い世界はあなたの中にしか無いのよ」

「戦いの無い世界だと、ミキ! 僕の中に跳ねるのは、アニキへの憎しみだー! 戦いを続けて来た」

「セツナー。俺をコロすのはローノ」

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