シーンは友だちの結婚式

読者に与えられる情報はこれだけ。

ひたすら「俺」の心情を深く、深く掘っていく。

どうとでも取れる

というのは怖いもんだなと気づかされた。

理解しようとすると

スルリと

読み手の心に入り込んで来て、

忘れていた過去を暴き立てたり

意外な嗜好がわかったり

思わぬアイディアが湧いたり

じっくり考えれば考えるほど、楽しめる。

花嫁は実は「俺」のことが好きで？

も、もしかして……新郎とアハンなご関係？

いや、もしかして「俺」はスパイ？

あ！「俺」は転生者で、地球を乗っ取りに来てて、覚醒したとこ？

読む人によって違う、万華鏡のような作品。

作者はオシニさん

深く穿っていく描写力の鋭さが良い。

短い文章なのに共感できる。

アイディアに詰まった時にも良いね！

「友情破綻」

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