抵抗
転がり込んだ絶望に
私はそっと目を
其れが
殺されそうな勇気なら
絶えず飽くまで
端に浮かんだ
招き寄せては
グッと力を入れて遣る
其れでも未だ去らぬとは
其れが御前の有る故か
されど我が身の深奥の
獅子の果実を
風に預けし
全き空に囲まれて
転がり込んだ絶望に
私はそっと目を遣った
転がり込んだ絶望に
私はそっと目を遣った……
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