〇閑話 人物紹介.その29 ――――――――
※本エピソードは、ここまでに登場した主なキャラクターの紹介です。
主要な登場人物であっても、作中での情報が少なかったり
現時点での紹介が憚られるキャラクターは書いていません。
ここまでのお話をお読みになられた後に見られることを推奨します。
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『バクラ』
・性別:男
・年齢:25歳
・T150
・若いが高齢者のような穏やかさを持つ部族系男性
・後宮にいる側妃の1人デノの故郷の村で呪術師を担っていた男性。
・デノの父の兄弟の孫なので、彼女から見るとおじさんになる。
・濃いめの褐色肌に、痩せた小柄な体躯をしており、
呪術師の教えに従って、できうる限り生まれたままの姿に近い状態を
普段から保たなくてはならないとして、衣服は常に最低限しか着用していない。
・とても穏やかな性格で、若いのに老成的。
・皆のために自分に出来ることをと考え、
幼い頃から村の呪術師を継ぐべく、
自発的に修行に励むという、献身的な気質の持ち主。
・結果として、現在においては相応に確かな呪術師としての力量を身に着けた。
・しかし、それでも村のための豊穣祈願と雨乞いがせいぜいであり、
誰かを呪うといった真似は出来なかった。
・大臣のテムジンによって半強制的に呪術の行使を強いられ、
ファルメジア王が確実に子宝を残せぬようにとの呪いをかける実行者として、
長らく働かされた。
・ローブの男によって人を呪う法を半ば強制的に身に付けさせられ、
さらにテムジンの部下数名に呪術師としての簡単な手ほどきも行わされている。
・全身に呪術に必要な紋様などを、儀式をするたびに描いている。
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『オト/ウェリ(偽)』
・性別:???
・年齢:???
・後宮で侍従をしていた女性、オトとウェリに成りすましていた魔物。
・その正体は隣国ジウ=メッジーサに潜入中の “ 鬼人 ” である
キューブレンが産み落とした “ 半生命 ”
・ダメージを負っても、一度姿をドロドロに変えて変化しなおす事で、
ダメージを消すことが出来る。
・内外ともに100%完璧な変化が可能なため、
誰かに成りすまされた場合、見た目から普通に見分ける術は皆無であり、
事実、よく共に仕事をしていたはずのヴァリアスフローラでさえ、
いつ本物と入れ替わったのかまったく気づかなかった。
・ただ、完璧な変化を行う場合には条件があるため、
誰にでも簡単に成りすますことが出来るというわけではない。
・アムトゥラミュクムの力を受けた武器を持ったアワバ達の活躍により、
完全に死滅した。
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・元々は人間だった者が、鬼または別の鬼人にて鬼に変化させられた者。
・細胞そのものが完全に変質するため、
容姿は元の人の面影を残しはするものの、
完全なる別生物であり、人に戻ることは不可能である。
・人間と交わることはできるが、彼らの遺伝子の方があまりに強いため、
普通の繁殖方法を取っても子孫はできない。
・また、鬼人は1個体ごとにその遺伝子が全く異なっている、
いわば一人一人が別種の生物のようなものなので、
鬼人同士が交わっても、やはり子供は生まれない。
(※キューブレンのように、特異な繁殖能力持ちなどの例外はある)
・程度に関係なく、全ての鬼人は基本、不老不死である。
・飲まず食わずでも超長期間、生きていられるが、
人間社会において正体を悟られぬようにするため、
普通の人間と同等の飲食をするクセを意識的に身に着けている。
・最高位の、数名の鬼人達は遥か昔より細々と生き続け、
強大な力を蓄えているも過去の敗北から学び、相当に慎重に活動を行っている。
・元は異世界の存在であり、
・長い歴史の中、そこから生じた悪しきモノ達のことを後に、
一般的には呼称されるようになっていき、やがて定着した。
・異世界にて、神と正義の徒たちとの戦いにおいて、
彼らは滅する寸前にまで追いつめられたが、別の世界へと渡ることで逃れ、
現在の世界に到来した。
・この世界に元々いた邪悪と結託・協力し、再び勢力を再興したが、
同じく異世界より到来した “ 伝説の異邦人 ” とその仲間達によって
この地に元々いた邪悪と共に滅っされ、封じられた。
【 邪悪なるモノ 】
・この地に元々存在し、はるか太古の昔に
このファルマズィ=ヴァ=ハール王国がある地域を中心に、その力でもって
魔なるモノ達の巣窟をこの地上に発生させていた元凶。
・邪神と形容される事が多いが、
文献や語り手によって魔王であったり、禍々しきモノであったりと、
その呼称や表記はまるで統一されていない。
・本体は滅しているが、
その力はしつこく残り続け、影響を懸念した神々によりもうけられた
“ 御守り ” の一族によって代々封じ続けられてきた。
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