〇閑話 人物紹介.その24 ―――――――――
※本エピソードは、ここまでに登場した主なキャラクターの紹介です。
主要な登場人物であっても、作中での情報が少なかったり
現時点での紹介が憚られるキャラクターは書いていません。
ここまでのお話をお読みになられた後に見られることを推奨します。
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『メフメルトル』
・性別:男
・年齢:51歳
・アラビアンな雰囲気の大臣
・ファルマズィ=ヴァ=ハール王国に仕えている大臣の1人。
・大臣の中では中堅どころで、さほど大きな権勢を有してはいないが、
王都内に確かなテリトリーを持ち、それを堅持することで
今の自身の政治的影響力と経済力を維持している。
・そのため、彼のテリトリーでは治安は比較的安定しているが、
同時によそ者に対する警戒感も強い。
・メフメルトル本人はやや臆病気味な男で、
あまりがっつくタイプではない典型的な保身型の保守派。
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『ヴァリアスフローラ=イトル=エスナ』
・性別:女
・年齢:35歳
・T179 B101(H-) W59(UB74) H95
・絶世の美女にして芯の強い女傑
・ルイファーン=ヴァフル=エスナの実母。
・マサウラームの町長、ジマルディーの妻だが現在は家族から離れ、
後宮にてファルメジア王の妃たちの教育係をしている。
・遥か北方のエウロパ圏出身の、白肌ブロンドヘアーの超絶的美女。
・結婚する前はか弱く穏やかな気性と性格で、
魔物に襲われそうになっていたところを通りすがりのジマルディーに
助けられた事で惚れ、隷属的なレベルで頼もしい彼に
・だが、ルイファーンという愛娘が生まれ、
ジマルディーが屈強なるワイルド男から、デレデレのパパに変貌し、
情けないところが増大した事で、まるで夫婦でバランスを取るかのように
ヴァリアスフローラはたくましい性格に変化した。
・なおルイファーン(現22歳)は彼女が13の時に生んだため、
いまだ30代という、実年齢でも現役の若さを有しているが、
あまりに美女であるがために、彼女を知らない者はさらに若く見がちで、
20代だとよく勘違いされる。
・おろせばお尻まで隠せるロングのプラチナブロンド髪だが、
普段は後頭部にて、編み込みアレンジでまとめている。
・絵に書いたような金髪碧眼美女であるため、
子持ち人妻と分かっていても狙っている異性は多い。
・後宮の教育係をしてはいるが、自身が王の妃に入るといった事はなく、
ファルメジア王も親類縁者であるジマルディーの妻であるがゆえに、
信頼して後宮を任せられる人間として見ている。
・ルイファーンの出産を機に強くなった気性と性格は、
彼女を女傑と言える人間へと成長させたが、
それゆえにその思考や判断力もまた、
ストイックな選択が出来てしまうものとなってしまっている。
・彼女自身も遥か年上のジマルディーを好きになった女性だが、
娘のルイファーンにも、その辺りが引き継がれたようで、
年の離れたリュッグに熱烈恋する娘にシンパシーを感じ、応援している。
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『ウクーフ』
・性別:男
・年齢:30歳
・セダル村の若き村長
・セダル村の村長。
・アレボリーが宿経営のために引退した後釜として村長を務めていた。
・人柄は良いが、あまり肝の据わっていない男で、
村事で何かあれば、よく前村長のアレボリーに相談していた。
・村への魔物襲撃を受け、恐ろしさの余り
迂闊に逃げ出そうとしたところを、頭を吹っ飛ばされて死亡した。
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『エッソン』
・性別:男
・年齢:24歳
・アワバの代理ゴロツキ
・メサイヤ一家の一員。
・元は傭兵詐欺(商人に護衛で雇われてから道中で積み荷をかっぱらう)集団の
下っ端で、仲間に置いてけぼりにされ、商人たちにボコボコにされた挙句、
人身売買で売り飛ばされようとしていたところ、
たまたま人買いの闇商人を潰しにきたメサイヤ達に助け出され、
そのまま一家に加わる。
・メサイヤ一家でも雑用が主な仕事の下っ端だが、
以前身を置いていた傭兵詐欺集団よりも扱いが破格に良いため、
とても満足している。
・親分付きの側近だったアワバが、シャルーアに付けられて出向したため、
その代理として一時、親分付きになった。
・アワバほどあれこれ出来ることはないが逆に、
完全に親分の身の回りの、簡単な雑務に専念するため、
メサイヤからすると近くに置いて起きやすい人材となっている。
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『
・各詳細は「第267話 成長した子らは今日も変わりなし」参照。
・より成長進化し、ますます人間らしくなった怪人の子供達。
・3男2女の兄弟姉妹で、共通して全身が灰色。
だがその身体や顔立ちは、完全にジャッカルやシャルーアに似たものとなり、
二人の間にできた子供達と言って完璧に通用するレベルになっている。
・それぞれ得意な事や能力が枝分かれし、体格なども顕著に違いが出てきた。
・全体的に3人の男子たちは
もう標準的な人間の男性か、それ以上の肉体の成長を遂げたが、
女子2人はようやく若い少女並みの背丈レベルと、
見た目の成長具合にも差異がある。
・次男のムシュラフュンが、もっともジャッカルに似ており、
次女のエルアトゥフが、もっともシャルーアに似ている。
・思考や性格も人間そのものになり、口調なども個性はあるが人間の範疇にある。
・だが同時に、
他の生物を繁殖用の種馬や苗床か、狩りのため釣りエサという風に見る、
魔物や怪人特有の嗜好性も残っており、まだ完璧に人間と化したとは言い難い。
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『キューブレン』
・性別:女
・年齢:??歳
・T125 B95(M) W38(50) H90
・低身長だが、おそろしく発育の良い胸とお尻をしている。
・濃いキャラメル色の肌に青色のややボサボサした髪色、
そして青紫に黄色の混じった独特な瞳を持った黄緑色のローブの女性。
・前髪に隠れているが、額の生え際には角のようなものもある。
・バラギの眷属ではあるが、その特殊能力を活用するため、
彼女自身は大国ジウ=メッジーサに潜入し、堂々と居座っている。
・ " 彼ら " の中でもズバ抜けた繁殖能力を保有しており、
交配可能な相手ならばいかな生物であろうと相手を問わない。
・交配から1日で産み落とす事ができ、"半生命" という
魂のない、いわば自律型ロボットのような生き物を産む事が出来る。
・しかも産んだ生き物は、たとえ何千体という数であっても、
キューブレンは全てを自在かつ同時に操れる。
・この能力を活かし、着々とジウ=メッジーサを内側から侵食している。
・またキューブレンが認めれば、他の者でもある程度操ることが可能になるので、
他の鬼たちへの戦力や手札供給源としての役目も担っている。
・生み出せる半生命の能力や容姿は交配相手にも依存する。
・このためキューブレンの最大の悦びは、
より優れた“ 半生命 ”を産ませてくれる相手と交配すること。
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