ハロー、ワールド
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885871480
連作短編ですが、話に直接のつながりはありません。後期戸松を特徴づける「わかりづらさ」に主題上の必然性を設けて、エンタメに昇華しようと試みた意欲作。不条理とミステリの止揚を目指してます。
「御伽噺」TMT-39
それはありきたりな御伽噺。理なき世界に怯え、閉じこもるわたしの前に現れたのは?
後続の3作とはかなり毛色が違う1作。執筆時期もこれが数年早いです。わかりづらい話が続くので、最初にテーマを明示する意図がありました。
「白昼夢」TMT-76
その店の名前は白昼夢といった。早熟な同級生の影響で、どんどん大人びていく友人たち。焦りを覚えたわたしは、流行りの店に連れて行ってもらうことになるが、そこは校区の外、父親に出入りを禁じられた領域だった。
短い紙数に何回○○○を詰め込めるか、と挑戦してみた話です。
「独演劇」TMT-77
隕石事故で命を落とした同級生。彼女はなぜ山に入ったのか? 答えを求めて映画研究会の仲間たちに連絡を取るわたしだが、その記憶に決定的な食い違いがあり……
信頼できない語り手の手法と、新聞記事を用いた不可避な運命の提示を組み合わせてちょっと変わったストーリーテリングに挑んでます。
「誘蛾灯」TMT-78
何らかの事故に巻き込まれ記憶を失ったわたし。しかし、家族は誰もその原因を教えてくれない。不審を覚えながらも家に戻ったわたしだが……
末尾を飾るにふさわしく、「白昼夢」と「独演劇」の手法を組み合わせたような内容になってます。
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