戸松秋茄子全作品完全ガイド（仮）

短編リライトの会

　https://kakuyomu.jp/works/1177354054885331548

　自主企画「私ならこう書く、短編リライトの会」参加用作品です。オリジナル作1作と、他者原作のリライト作で構成されています。

「喫茶カテドラル」TMTｰ52

　オリジナル作。ヘミングウェイの「殺し屋」を下敷きに氷山理論の実践に挑んでます。これは、余白を設ければそれだけリライトがしやすいのではないかという配慮からの発想ですね。

「死神の通告」TMTｰ53

　リライト作。疎遠になっていた同級生から不審な電話がかかってきて……という内容。ほとんど書いたことがなかったホラーに挑戦してるんですが、はぐらかすような内容になってる辺りに趣味が出てます。

「川は流れる」TMTｰ54

　リライト作。川に落ちて昏睡状態に陥った父の元へ駆けつける娘の話。やってることは「芽」収録作に近いです。

「そうか、これが」TMTｰ55

　リライト作。大学の先輩から聞かされる奇妙な展示会の話。

「Beggar and a little girl」TMTｰ56

　リライト作。幼少期に目撃した「死」がトラウマとなっている少女の話。

「Change Only The Way,You See It」TMTｰ57

　リライト作。2人称にちょっとした仕掛けを施して、高校生の男女の淡い関係性を描いてます。

「姫騎士フィル」TMTｰ59

　リライト作。勝手にヴィクトリア朝時代をイメージしながら書き直した、異世界ファンタジー。騎士を名乗る主人公の危うさをギャグとして描いてます。

「教室の獣」TMTｰ60

　リライト作。狼を題材としたホラーなんですが、趣味の埼玉ネタに走ったうえ、結末もはぐらかしのような内容になってます。

「試された大地」TMT-61

　リライト作。大災害を扱っています。SFなんだかそうでないんだかわからない話。

「恋のオノマトペ？」TMTｰ62

　リライト作。バスの中でいつも見かける少女への想いをつづったラブレター。

「ハレンチ学園演劇部オーディション」TMTｰ63

　リライト作。小川洋子を意識しつつ、西洋美術を題材に下ネタをやってます。この主人公はお気に入り。

「夏祭り」TMTｰ64

　リライト作。原作に負けじと新たな切り口からトリッキーな仕掛けに挑んでます。

「Re:死神の通告」TMTｰ65

　リライト作。「死神の通告」のリライトに再チャレンジした1作。サラリーマンの遁走劇を描いています。