追いかけてきた背中

心に浮かぶ強い憧れは

いつの日からか

遠い遠い目標になっていた。


部室の前まで走ってきた

練習が始まるまでに

確認したかった

いなくなる前に

その理由を


今までずっと一生懸命やってきたことを

全て投げ捨ててまでしようとしていることと


ずっとずっと追いかけてきた

君の背中を

あきらめるためにも

その理由が欲しかった。 

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