伝えたい言葉

一人の夜道で

光輝く星を数え歩く


となりにいた君は

闇の彼方へ消えた


君が僕にくれた

思い出は色褪せず


君への一つの想いだけが

僕の中で膨らみ続けている


君を探す旅に出よう

いつか必ず

どこかで会えると信じて


君を見つけたなら

今ならいえるよ

たった一つの

僕を動かすこの気持ち


大好きですと



天に向かって

声をあげる


それは思いの丈か

大切な人を失った悲しみか

欲望を求む声か


誰しもが天を見る

誰もが声をあげる


決して変わることのない

自分の運命を嘆いて

人と人は違うと説いても

人が人と違うことを嫌う

自分とは違う人を遠ざけ

グループから排除する


有言実行と言いつつ

有言無視をする


人間という生き物ほど

罪深い生き物はいないだろう

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