World End




実話を元にした物語を観終えて

愛し方や愛され方に悩み苦しみ 哀しみの中で

満たされた夜に それがフィクションであれと願い

僕のドラマの物語の終焉に向かって


人生の実績解除は 大体20代を真面目に生きたかどうか

真面目に働けば それなりの幸せに報われ

不真面目だった奴らの方が幸せそうに生きてる

当たり前を守ろうとして 人生に課金すればする程

当たり前を見失う


それでも あの時響かなかった さよならも

体験すればする程に 涙が流れない

誓いあった日々の約束も

擦れ切ったテープを上書きする様な

楽しんだ日々と哀しんだ日々を巻き戻せない

昨日までの自分を掻き消す心 わかっているのは



いつか

瞳に移る世界を 僕らは どれだけ生きたって

愛し方を探し続ける旅


そしていつか叶ってしまう

約束もその最後の日も 僕らは どれだけ生きたって

拒み続ける旅をする


ねぇ君と出逢った日が素晴らしいはずだった

のに...



始まりは誰かにとっての終わりで

永遠なんてない事は とっくに気づいていて

自分の感情も時には コントロール出来ないのに

願い続ける想いは 贅沢な理想の自分


ドラマの様に 綺麗に出来事が終わる事はない

記憶が確かなのか 形在るものが確かなのか

不確かだった方が幸せな時だってあるこの世界で

例えば クラスのマドンナだったあの子とか

大嫌いだったのに 人気だったあいつとか

今を知らないのに あの頃のまま嫉妬したままの演者のままで

一時停止の世界で まだあの頃から幸せの在りかを探しているのは



いつか

瞳に移る世界を 僕らは どれだけ生きたって

愛し方を探し続ける旅


そしていつか叶ってしまう

約束もその最後の日も 僕らは どれだけ生きたって

拒み続ける旅をする


ねぇ君と出逢った日が素晴らしいはずだった

のに...



実話を元にした物語を観終えて

愛し方や愛され方に悩み苦しみ 哀しみの中で

自分の人生に置き換えて 正しいかを見出して

満たされた夜に それがフィクションであれと願い

僕のドラマの物語の終焉に向かって

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