第164話「ヤドリ ~精霊に、力をもらった女の子~宣伝します」

 こんにちはタカナシです。

 地元の書店にてダ・ヴィンチが売り切れており意気消沈中です(ノД`)・゜・。

 まぁ、ネットで注文することにしますので、気を取り直して、つばさ文庫コンテストの宣伝をしていきます! 


『ヤドリ ~精霊に、力をもらった女の子~』ジャンル:ホラー

作者 桜月のえる

https://kakuyomu.jp/works/1177354054918061304


・あらすじ

6月。

雨の中、5年1組の高倉翔太は、家に向かって歩いていた。そんな時、公園のそばで、ブランコの音を聞く。

家に着いた翔太は、双子の姉から、女の子の幽霊の話を聞いた。

その日の夜、翔太の部屋に、菜の花色の着物を着た、女の子の幽霊が現れる。

女の子の幽霊は、ビー玉の歌を歌い、「おにいちゃんの、おねがい、なぁに?」と、たずねてきて――。


・推しポイント

 残酷な話は苦手なのですが、美しいホラーとか、感動するホラーは好きなので、それを意識してみました。


・1話感想

 まず、とても丁寧に子供向けに書かれた作品だなというのがパッと見の印象です。

 難しい漢字や言い回しは1つもなく、誰でも読めるように細心の注意が払われているように感じました。

 内容もホラーとはいえ、スプラッターや呪殺などをテーマにしているものではなく、『猿の手』の児童文学バージョンという感じでしょうか。

 1話目では何かが起きそうで、起きない、じわじわとした展開で、ついつい何が起きていくのか気になってしまいます。「やだな~、やだな~、こわいな~、こわいな~」と思いながら読み進めさせられていく一作です。

 是非、暑い夏の今読んでほしい作品です。


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本音コーナー

 実は、1話だけではなく、ついつい読み進めてしまいました(>_<)

 不思議さと怖さと優しさのバランスが上手く、クセになります。

 先が気になるので、完結してから読む方が実はいいかなとも思ってしまうのですが、書き手としては順次読んで貰いたいと思うので、ここは見なかったことにしてください。



 これで、つばさ文庫も誰か受賞したら……、ま、まぁ、流石にそこまでは行かないですよね。今でも十分、自分でも気持ち悪い受賞率だなと思ってるんですから。

 これ以上になったら、トリを祀らないといけなくなりそうです(;^ω^)

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