第79話「菊池徳三郎さま 宣伝します」
こんにちはタカナシです。
今回は菊池徳三郎さまの作品紹介です。
長編3作!
『リバイアサン』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892110951
・あらすじ
ある村外れの館で肉塊と化した6人の男の死体が発見された。
唯一生き残った少年は狂ったように、「リバイアサン……」と繰り返すのみだった。
数年後、ある剣士が街を捨てて、世界へと歩き出した。
剣士は、出会った仲間とともに過酷な世界の仕組みに苦悩しながらも、あのリバイアサンの謎に立ち向かっていく。
世界とは、神とは、人とは、そして、旧約聖書ヨブ記第41章の中で、誰一人立ち向かうことのできぬ怪物として語られるリバイアサンとは一体なにものか。
・1話感想
この1話目は、リバイアサンの宣伝のような1話目ですね。
旧約聖書ヨブ記なので、あまり感想を述べることができないのですが、これが、本当にあるのかは無学だったもので調べてしまいました。
そこまで動かされた時点で、菊池さまの勝利だった気がします。
こういう書き出しが好きな人はすごい好きなので、この1話目で嵌る人の心は鷲掴みになっていると思いますね。
『鎮魂の唄』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890500079
・あらすじ
かつて、蝦夷と呼ばれた地があった。
そこは、鬼や悪鬼、古の英雄や神々の怨念が眠る地でもあった。
時は現代、荒れ果てた寺に一人の僧がやってきた。
その男の名は、不空三蔵。真言を自在に操る、凄腕の密教僧。
檀家の娘、小楢楓は、三蔵と行動を共にしていくうちに三蔵に惹かれ始める。
しかし、三蔵の登場とともに、この地に不思議なことが次々に巻き起こる。
巨大な白犬、人食熊、悪鬼、羅刹、菩薩、そして仏。
三蔵がもたらすのは救いか、それとも破滅か。
そして、仏に至るものだけが備えると言われる十全の力とは、いったい、いかなる力なのか。
ファンタジー? ラブコメ? それともヒューマンドラマ?
それはあなたのご判断にお任せします。
・1話感想
これは、すごい! 読まれる要素がふんだんに盛り込まれています。
宣伝の必要を感じないほどのクオリティです。
引きも強く、1話目で何が起きそうかもやんわりと伝わってきます!
『ツァラトゥストラはかく語りき』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054890682735
・あらすじ
奥多摩の山中で男の死体が発見された。その口には『死の説教者たち』とドイツ語で記されたカードが挟まれていた。
その言葉は男が大学当時に受講したゼミのテーマ、ドイツの哲学者ニーチェが著した『ツァラトゥストラはかく語りき』に出てくる言葉だった。
警視庁の宮城浩平と藤原桜は男の大学時代の交友関係を調べていくうちに、男の後輩にあたる上條という男に目星をつけるが上條には完全なアリバイがあり捜査は難航する。
そんな中、テレビ局にツァラトゥストラを名乗る人物からの声明文が届けられた。そこには腐敗する社会を破壊し、人間は覚醒しなければならないとする恐るべき思想が語られていた。
現代という哲学なき時代に、人類の未来をかけた思想戦が繰り広げられる。
人類が選択するのは、どの未来か。決めるのは、あなたです。
・1話感想
ミステリージャンルで、犯人の独白かな?
サスペンス的な雰囲気をかもしだしつつ、展開しているので、引きは強いです。
ミステリージャンルは冒頭では何も起きないのが普通なので、
1話目で引き込むのが難しいなか、怪しさ満天の展開は素晴らしいです。
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次回は、KT様を宣伝させていただく予定です。
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