二周目悪役令嬢は、一味違う。 ヤンデレ乙女ゲームの世界でヒロインの代わりに攻略対象を導くよう、神様に言われました

用語・地名・歴史

「用語表」

〇加護

　女神ユスティーナが目をかけた者に贈る特殊な力。

　アリシャ例「痛みを感じない」等。

　ミュートレスなら加護を成長させる事ができる。

〇「ラブ・クライシス」

　アリシャが前世でしていた乙女ゲーム。

　攻略対象はウルベス・ジディアラーツ、アリオ・フレイス、トール・ゼルティアス。後一名は邪神ミュートレス。

　全員ヤンデレ。

　一番ヤバいのはトール。一番凄惨なのはウルベス。一番穏やかっぽいのはアリオ。一番問答無用なのはミュートレス。

　おまけとしてシナリオに組み込まれてるのは、イシュタルエピソード。

　ゲームヒロインはウルベス繋がりで、屋敷に遊びに行ったり騎士団の詰め所に会ったりしてイベント発生。

〇ハーフエルフ

　エルフと人間の子供。

　普通の人間より耳がとがってて長い。

　人よりちょっと長生き。

　動物を操ったり、地上に残り続ける魂を成仏させる力があるが、ハーフだと弱まる事が多い。

　純粋なエルフだと人と距離を置いて生活している。

　昔は森の中で墓守をしていた。

　人間に少し敬遠されている。

〇獣人族

　頭部に耳と、お尻に尻尾がある。

　人より力が強い。

　人間とは友好的。

〇吸血鬼

　総数は少な目。

　吸血した相手を操ったりできる。

　人間に迫害されたりして、生き残っている者は少ない。

「地名」

〇ウナトゥーラ邸

　アリシャの住む屋敷。

〇リエンティーラの町

　アリオ達が公演を行っている町。

　人は少なくもなく多くもない。

〇アイリーンの花園

　とても綺麗な花園。だが怨霊がいた。

〇屋敷裏手の崖

　転落注意。

　アリシャとミュートレスが落下して怪我をした場所。

「歴史」

〇「ラブ・クライシス」原作内容

　原作アリシャは、友人だったヒロインに婚約者であるウルベスをとられて、婚約破棄される。

　それでヒロインをイジメてアリシャが悪役になった。

　原作トールは、幼い頃に、ヒロインの両親が引き取る事になる。

　原作アリオはヒロインと幼馴染。アリシャとはほとんど交流なし。

〇原作乖離の世界

　ヒロインは死亡し、存在しない。なので彼女はアリシャと友人にならない。ウルベスはアリシャの婚約者のまま。アリオの幼馴染はアリシャ。トールをひきとったのはアリシャの両親。

　『一周目世界』

　黒猫（ミュートレス）に構い過ぎて適切な距離を保てず刺殺された。

　馴れ馴れしくてウザかったらしい。

　『二周目世界』

　神様の頼みは達成見込み。

　アリシャの目的も同じく。

　黒猫（ミュートレス）は失敗。

　良くも悪くもならない現状維持世界で、誰かと特に親しくならない、みんな仲良くノーマルエンド。