第3層 レベル1でした


だだだだーんだだだだーん


俺がなぜこんなにショックかと言うと、


それは自分を鑑定したときの事。


 名前:ユキ

 種族:人間《ヒューマン》

 性別:男

 職業:迷宮主ダンジョンマスター

 年齢:25

 Lv.1

 HP:10

 MP:10

 攻撃力:1

 防御力:1

 賢さ:1000

 素早さ:40

 運:10

 スキル

 翻訳 鑑定 通信1


「え…」

ステータスの低さをみて絶句した。

 

いや落ち着け俺。

 女神がいってたじゃないか、

のレベルはなかなかあがらないよ~ごめんね~」

 と。

つまりそこから俺は強いと捉えた(上がりにくいつまり振れ幅が大きい)が実際は弱いというだけのこと。

さらにテンプレなら一部分以外弱い。


とりあえず見ていこう。


賢さは1000で……って


「チートじゃねーか‼」


いやでもそこまでもないか…


まあでもそれで内政チートとかあるしそういうのを…


「あんた、Lv1で弱すぎでしょ!」


あれ⁇何か聞こえたような気が…えっ‼


「誰…?というかなんでステータスが見えるの⁇」


「私に向かって失礼だわね。私はかの有名な妖精よ‼そしてなぜ見えたかというと妖精の目があるから‼あんたそんな事も知らないの⁇」


「え…?」


妖精が煽ってきた。


「私は偉大なる魔王様の親戚の姉の親戚の親戚の息子のひいひい

ひいひいおじいちゃんの親戚の姉、ハクよ‼」


「うん。むちゃくちゃ遠いのはわかった」


「ところであんた誰よ」


「ユキです」


妖精の目は他人の名前を見ることはできないらしい。


「あんたね。なによここ。入口とダンジョンコアが

繋がっているからすぐ破壊されてお陀仏よ」


まあ知ってるんだが…。


「じゃあ今から改造カスタマイズするか…」



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