163話 移動要塞戦艦デストロイヤー再びっ!この泥沼な大紛争に、中二聖天使と雷帝の手で終止符をっ!15
アースティア暦 1000年・西暦2030年・6月20日・午前14時52分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸中央地域・シベリナ中央地方・パイプ・ライン大河・パイプ・ライン大河中央流域地方・ブラキュリオス湖・アルガス公国・レジェンダリア州・レジェンダリア諸島・レジェンダリア諸島西部・セイジョン・ローグリア島・セイジョン・ローグリア城・セイジョン・ローグリア城各周辺及び第二防衛ライン・ナガシノ野戦陣地全域にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、リナが移動要塞戦艦デストロイヤー1号艦の魔動力炉の5・6番基のメルトダウン暴走を発見してから、間も無く15分が過ぎ去ろうとしていた。
今頃は置鮎一佐らと暴走している魔動力炉をどう爆破処理するのかを協議して居る事だろう。
そんな緊急事態と成って居るとは全く知らない頭の可笑しな小娘や天使、又は変人とまで、世間から揶揄されて居ると言うハンナ。
彼女は潜在魔力量の7割をエクスプロトンバスターを撃った事で、大量に魔力を体外へと放出しまって居た。
今は魔力が枯渇して居る状態なので、身体の自由が利かず、31/2tトラックの荷台の上で、シートが敷かれた床に横たわり、ぐったりと寝ていた。
既に他の同胞達は、後方へと慌しく運ばれて良く姿をハンナは目にして居たが、自分だけ残されて居るのは、他の同胞達の状態が良くないのだと、勝手に解釈してしまって居たからだった。
「よーしっ、運ぶぞっ!」
「了解っす。」
自衛隊員の声が聞えていた。
散々待ち惚けをさせられたが、どうやら、やっと自分の事を運んで貰えそうである。
「はぁ~、やっとか?ううっ、それにしても、魔力が枯渇し過ぎて、お腹が空いて力が出ないよーっ!」
お前は子供達に大人気のアンパンのヒーローかよっ!と突っ込みを入れてしまいそうたが、この世界の魔力の消費と言う物は、カロリー消費と比例して居るらしいとの事だ。
魔力の激しい消費をする事は、イコール体力とカロリーを同時に消費する事に成るので、ゼロに近くなると個人差は有るが、大抵は動けなくなるのだ。
ひょっとしたら地球人でも魔力適性が有れば、例え食べ過ぎて、ふっくらして居る方々のダイエットにも、最適に成るかも知れないと言う研究が始まるのは、別のお話である。
「何だか眠く・・・・・・・・・・・・・・・」
「すぅすぅすぅ・・・・・・・・・・・・・・」
戦いを終えて、一安心をハンナは、そのまま眠ってしまう。
戦での疲れと、魔力の枯渇に体力的な限界が来たらしい。
そんな戦も終わりだと思うと、ハンナは、出番がもう無いと考えに至った。
彼女は何もしなくて良いと言う安心感から、急に目蓋が重く感じられ、眠気に襲われてしまうのであった。
「所で先輩っ!後ろで寝て居るハンナちゃんは、何処に運べば良いんっすか?」
「ああ、まだ言って無かったな。」
「彼女は、これから最前線に運ぶんだよ。」
「何でも、あのふざけたデザインをして居る移動要塞艦を再度、破壊するんだとよ。」
「えっ!?アレって、まだ壊れて無いんっすか?」
「何でも一部の動力炉が、壊れた原発みたいにメルトダウンして居るらしい。」
「何っすかっ!!それはっ!?」
「そんなオチは、ギャグマンガや性質の悪い特撮映画みたいな内容っすよ。」
何やらハンナに取って、不吉な話をして居る自衛官達の会話を聞いて居たら、逃げ出す好機は有ったかも知れないが、無情にも眠り扱けたハンナを乗せたトラックは、最前線へと向って行く。
間も無くハンナは、新たなトラウマを植え付けられる事と成るのだった。
アースティア暦 1000年・西暦2030年・6月20日・午前14時50分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸中央地域・シベリナ中央地方・パイプ・ライン大河・パイプ・ライン大河中央流域地方・ブラキュリオス湖・アルガス公国・レジェンダリア州・レジェンダリア諸島南部・セイジョン・ローグリア城から20キロの地点を南西方向へ移動中のグリクス地方軍団・レジェンダリア諸島遠征軍・艦隊旗艦司令部・グリクス地方軍団・グリクス地方艦隊総旗艦ドッコス・ギアレス級空挺戦艦オクト・ガレオン内にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一方のグリクス地方軍団・レジェンダリア諸島遠征軍は、大慌てで撤退を開始し、敵の追撃体勢が整う前に、レジェンダリア諸島から湖を渡河しなければ成らなかった。
グリクス地方軍団は、セイジョン・ローグリア城から20キロの地点を南西方向へと移動して居た。
「敵の動きは?」
「はっ!今の所、新たな動きは有りません。」
「五キロ間隔で距離を取りながら、順次撤退をしつつ、敵の動きに何か有れば、報せが来る手筈と成って居ます。」
ガミトフ達は、追撃を特に恐れていた。
それもそうだ。
彼からすれば、ニホン軍の有する長距離射程兵器と各種高性能兵器を誇る各種機体は、最も警戒して然るべき敵であった。
この戦いでガミトフ達は、その恐ろしさを嫌と言うほどに、その身に刻まれたのだ。
攻守が逆転した今の時点での彼らに取って見れば、何時でも襲い掛かって来る怪物に等しいものが有るだろう。
「ですが、ガミトフ閣下。ジャイアガル軍港基地を経由して撤退と成りますと、お味方には、かなりの渋滞が予想されます。」
「輸送艦隊の方は、もう脱出して居るのだろう?」
「はい。先んじて敗北の可能性が出て居ると、ガミトフ閣下殿と幹部の方々のご判断で、脱出地点への移動を開始して居ります。」
「また、敵の奇襲により、ジャイアガル軍港基地は、大きな被害が出て居ましたので、待機して居た部隊と輸送艦隊の残存部隊もグリクス要塞へと撤退。」
「今は連絡員と迎えが来て居る程度でしょう。」
「しかし、それでも時間が掛かると思われます。」
「状況によっては、移動要塞戦艦デストロイヤー1号艦の大爆発で、万が一敵が生き残った場合は、追撃を仕掛ける可能性も有るな・・・・・・・」
「ともかく、皆で協力して撤退を急ぐのだ。移動要塞戦艦デストロイヤー1号艦の大爆発も強大では在るが、絶対の保障は在り得ない。」
「向こうには、不確定要素の兵器を有する二ホン軍だけでなく。ドラグリア白龍大帝国のエリノアや白竜人ども居るのだ。」
「そんな連中が、こちらの予想に反して、油断しては居らず、又は魔導学識経験者が混じって居れば、生き残る可能性は十分に在るとも見て良い。」
「ははっ!」
ガミトフ達は撤退を急いだ。
そして、ガミトフもバカでは無い。
移動要塞戦艦デストロイヤー1号艦の動力炉暴走による大爆発を敵は有る程度は、防ぐ手段を思い付くかも知れないと考えていた。
彼に取っての一番に良い状況は、何も知らずに、移動要塞戦艦デストロイヤー1号艦の前を横切って追撃をして行き、敵が大損害を被る事だろう。
果たして日シベ合同作戦軍は、この危機を見事に看破をし、魔動力炉の大爆発を回避をしつつ、ガミトフとグリクス地方軍団・レジェンダリア諸島遠征軍に追い付けるのだろうか?
アースティア暦 1000年・西暦2030年・6月20日・午前15時02分頃・アースティア世界・ユーラシナ大陸・ユーラシナ大陸中央地域・シベリナ中央地方・パイプ・ライン大河・パイプ・ライン大河中央流域地方・ブラキュリオス湖・アルガス公国・レジェンダリア州・レジェンダリア諸島・レジェンダリア諸島西部・セイジョン・ローグリア島・セイジョン・ローグリア城・セイジョン・ローグリア城各周辺及び第二防衛ライン・ナガシノ野戦陣地・移動要塞戦艦デストロイヤー1号艦から800メートル地点前にて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ハンナを乗せた31/2tトラックが移動要塞戦艦デストロイヤー1号艦から800メートル地点に到着する。
「ううっ、んん。うーん・・・・・・??」
「ふあああぁぁぁーーーーっ!!ううーーんんっと・・・・・」
「・・・・?」
あくびをし、背伸びを終えたハンナは、眠って居た事に気が付き、辺りを見回す。
「どうやら我は少しだけ眠ってしまった様だな。」
「ふあああぁぁぁーっ・・・ううっ、お腹が空いたし、まだちょっと眠いのである。」
またも間抜けなあくびと背伸びを繰り返すハンナ。
キョロキョロと見回すと、自分はまだ、トラックの荷台に居るらしい事が分かった。
「んんーっ・・・ふぅー、やっと着いたのか?」
そのハンナは、やっと安心して休める場所へと到着したとホッとして居た。
「おっ、起きたらしいね。」
「少しだけ疲れが取れたのだ、お腹空いたから早く運んで欲しいのである。」
「先輩っ!サッサと運んじゃいましょう。」
「よーし、行くぞっ!」
「「せーのっ!」」
2人の屈強な自衛隊員らが現れると、ハンナを担架に乗せて外へと降ろして行く。
「さぁーて、もう戦は終わっただろうから、食事くらいは用意されている筈だ。」
事前の通知では、戦が終わって落ち着けば、自衛隊側から飛び切り美味い料理が振舞われると言われて居たので、それを楽しみにして居たハンナだった。
海自の補給科と陸自の需品科の調理師達による腕に縒りを掛けて作り上げた、絶品の料理を楽しみにしていた。
何処に運ばれて居るのか、何て事を気にする事さえ考えもしないまま、今日出る美味しい料理の事を妄想に耽って居て、周囲の景色が目に写らない程に・・・・・・・・・
「ふふっ、なーにーが有るかなっと・・・・・・・」
ハンナは妄想に浸る。
担架に寝ながら美味い飯の事を考え、それを楽しみに・・・・・楽しみに・・・・・楽しみに・・・・・楽しみ・・・・・・・
(んん?)
あれ?何か変だぞとハンナは思った。
(あれれっ?此処は何処であるのだ?)
トラックを降ろされたハンナは、目の前に現れた景色に困惑する。
(我はセイジョン・ローグリア城へと戻って来た筈では・・・・・・・・)
そう、ハンナは用意されて居る筈の食事の有るテントか城内へと運ばれたのでは無く。
美味しい食事から遠く離れた、最前線の移動要塞戦艦デストロイヤー1号艦の真ん前へと運ばれたのだった。
「やっと来たわね、ハンナっ!」
「あれ、リナよ。何故、我は此処に居るのだ?」
「ああ、まだ聞いて居なかったのね。」
「今からアンタとあたしやエリン様達と一緒に、魔動力炉が暴走して居るデストロイヤーを粉微塵に破壊するから、手伝って貰うからよ。」
「ええっと・・・・今、何かサラッと聞きたくない言葉が、混じって居た様なのだが・・・・何だって言ったのだ?」
「魔動力炉が暴走して居るデストロイヤーを粉微塵に破壊するから、手伝って・・・・・・」
「何だって・・・・・?」
二度目の何だっては、明らかにワザと惚けて見せた事を言って居る。
更に現実逃避も混ざって居たりする。
「だーかーらーっ!!!魔動力炉が暴走して居るデストロイヤーを粉微塵に破壊するから、アンタには手伝って言ってんのよおおおおおぉぉぉぉぉーーーーーーーーーっ!!!!」
リナは、流石にしつこいわざとらしいボケて来るハンナに、キレたらしく。
怒鳴り声で現実を言い聞かせたのであった。
「・・・・・・・・・・」
ハンナは少しだけ沈黙する・・・・・・・・
「いーやーだあああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーっ!!!」
逃げられないと悟ったハンナは、天に向って大声で叫ぶっ!
そりゃそうだ、誰だって危険な仕事を指名されて、やらさればな・・・・・・・
「嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!」
「嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!」
「嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!」
「嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌っだ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌っだ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!」
「嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌っだ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だーーーーーーーーーーーっ!」
「嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌っだ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だああああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
「嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌っだ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だっ!嫌だああああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!」
ハンナは人型決戦兵器に乗せられる少年の様に言い続けた。
その彼と違って、瞬時に逃げ出す事を選択し、強行に嫌だを繰り返し叫んだのだった。
「案の定、予想通りの反応。まっ、そうなるわよのねぇ・・・・・・」
リナは予想通りの反応だと思っていた。
「リナよ、何なのだっ!我はもう動けないのにいいいいいぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーっ!!!!」
ハンナの抗議の文句は、最もなのだが、リナは共に旅をしながら戦い、そして、付き合いが古いから分かって居た。
当の本人は気にもして居ないかも知れないが、エクスプロトンバスターを撃つハンナは、無意識下で自身がぶっ倒れ過ぎない様に、ある程度加減している事に・・・・・・・・・
だが、今のリナは時間が無く、説得する時間すら惜しいので、駄々を捏ねて嫌がるハンナを脅してでも、無理やりにエクスプロトンバスターを撃たせる腹積もりで居たのだった。
「でもねハンナ。やらないと貴女を含めて、かなりの人達が吹っ飛ぶわよ。」
「えっ?!」
「粉微塵にね・・・・・・・・・」
リナは最後の一言を冷めた顔付きで、ハンナに向けて言い放つ。
「ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!」
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「ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!」
(はああっ、我がやらないとダメなのおおおおおぉぉぉぉぉーーーーーーっ!!)
(でも、怖いよおおおおおぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーっ!!!)
「ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!」
「ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!ガタガタ、ガタガタ、ブルブルっ!」
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「うーん、うーん、うーん・・・・・・・・・」
「あーあー、悩んじゃってるよ。はぁ~、流石にやり過ぎだぞっ!リナ。」
「だああああああぁぁぁぁぁぁーーーーーーっ!!!何でっ!この子はっ!何時も、何時も、何時も、何時も、何時も、何時も、何時も、何時も、何時も、何時ーーーもっ!こう、めんどくさいのようおおおおおぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーーーーっ!!!!」
「如何するんだよ?」
側に居るクリスが言う。
「こう成ったら奥の手よ・・・・・・・」
リナは無線機である場所に連絡を入れた。
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