第12話 対応分析

 【表現内容コーディング】および【二次創作コーディング】を用いた対応分析について。

 【作品データ】と【総合データ】それぞれ二種類のコーディングルールを用いて対応分析を行いましたが、結果から読み取れる内容はおよそクロス集計の結果と似たようなものでした。


 少なくとも、対応分析におけるコーディングルールのドット(これまでの例で言うと「憧れ」や「家族」だとか、「推しキャラ」や「仲間」だとか、そういった語群)は、作品に万遍なく登場するほど、対応分析のグラフにおいて原点周辺に打たれていることは推測できます。

 また【作品データ】を用いた場合は具体的に「推しキャラ」に触れた回がどこで、「仲間」に触れた回はどこで、というのがある程度見えてきます。表現内容についても同様です。

 【総合データ】を用いた場合もクロス集計同様、その作品が他の作品と比べて「推しキャラ」ばかりを描写しているだとか、「組織」の話ばかり触れているだとか、そういうことが推測できます。


 現時点ではそれ以上のことを分析結果から読む取ることはできませんでした。しかしながら今後コーディングルールをより練っていくことによって、精度の高い、あるいは分析目的に沿った結果を求められるようになると期待します。

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