リセット・ワールド 世界を侵食し続ける月の迷宮は、血を求め赤く赤く染まり続ける
仲仁へび(旧:離久)
オープニング
01 たびのうた
(舞う風 そよぐ風 吹き荒れる風)
(揺らぐ水面 波立つ水面)
(咲き乱れる花 咲き誇る花)
――歩く この道を
――どこまでも 足跡刻んで
(旅立つ)
(私は)
(ここから)
(遠くへ)
風吹く丘で
緑溢れる草原で
地図を手にして
振り返った
さよならの言葉を 故郷に
(置き去りに)
(するのではなく)
(胸に刻み込む為に)
(その為に)
行き先は決めてなくて
どこを通るかも
どこへ向かうのかも
それすらも
いってきますの言葉を 心に
(私は)
(歩いていく)
(ここから)
(まだ見ぬどこかへと)
出会う人 出会う物
出会う機会 出会う思い出
想像して
胸の中の 期待膨らませていく
足跡刻むたび
鼓動一つ刻むたび
(そう)
(全ては)
(ここから)
(始まっていく)
踏み出していけば きっと
たくさんの出会いあって
同じだけの別れがある
見つけた思い出 一つずつ大切にして
宝物の様に鞄に詰め込んでこう
――歩く この道を
――どこまでも 足跡刻んで
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