『死霊館』
来ましたー!!!
『死霊館』!
ホラー好きなら知らない人はいないのではないかというくらい、ネットのホラー映画ランキングでも常に上位にいる作品です。
怖いです!
この作品は本当に怖い。
まるで童心に戻ったかのような純粋な怖さが、この作品にはあるとわたしは思っています。
え、怖くないですか……? それはたぶん、わたしと『怖い』のカテゴリーエラーが起こってるんでは? わたしの好きなホラーはゾクゾクとエクソシストです(笑)。
以前、一度みて、これほど単純に怖いホラーはないなと思ったんですけど二度目をみる機会がなく。昨夜、家族で鑑賞会を開きました! 酔ったついでにネトフリスイッチをポチッとしちゃったんですね。それが後悔の元に……。
ストーリーは、娘ばかりが4人の夫婦ががんばって郊外の一軒家を買うところから始まります。
この家族が貧しいことは作品の端々から伝わってきます。なにしろ中古住宅なのに壁の塗り替えさえしていない!
普通(映画の中では)、引っ越すとみんなで楽しそうに壁塗りするんですよね、ペンキで。それさえしない。修繕はしたらしいんですけど、それ以上にはお金がなかったんでしょうね。
話が進むと、父親が、長距離輸送の仕事をしているらしいことがわかってきます。
それでも一家は仲良しで、娘たちもにぎやか、幸せそうなのですが……。
事の始まりはなんだったのでしょう?
閉じられた地下室の発見でしょうか。
かなり広いスペースの地下室。前の住人が残していったものが散乱していますが、たぶん、ここから良くないものが――。
一家を襲う不可解な出来事の数々。
それを解明しに来てくれるのが、我らがウォーレン夫妻!
『アナベル人形』はご存知でしょうか? 現存する呪われた人形なんですけど、それを封印したのがウォーレン夫妻。夫は教会に認められた(カトリック)悪魔研究家。妻は霊視ができる体質。ふたりで数々の心霊現象を解明しているのですが、実在の人物でWikipediaにも載っています。
アメリカにはふたりが集めたアナベルを始めとする呪いの品物を見ることができる博物館のようなものがあります。
夫妻いわく、呪われた物を燃やしたり壊したりするのは悪魔の『器』を壊すだけに過ぎない。封じて手元に置いた方が第二、第三の事件を起こしにくいそうです。
そのふたりが呪われた家にやってきて、多くの心霊現象を体験し、悪魔祓いが必要だと結論づけるのですが、悪魔祓いはカトリックが行っていること。バチカンからの許可がないとできないのですね。この辺は別の映画『ザ・ライト』に書いたと思います。本物のエクソシストは数が少ないのです。
ところが悪いことに夫婦は信心深くなく、娘たちは洗礼も受けていない。信者じゃないのですぐに悪魔祓いの許可が下りないのです。
外国に行くならカトリックに改宗しようと心に決めるわたし。
わたしはそういうものが『いる』と肯定する派なのです。
めくるめく悪魔からの妨害。
勝手に開くドア、幽霊の見える鏡がついたオルゴール、足音、家に激突して次々に死ぬ小鳥たち、夜中にベッドで寝ていると足を突然引っ張る手、日々増えるアザ、夢遊病の娘……。
これだけ書いてもネタバレに程遠い。
ウォーレン夫妻には悪魔祓いはできない。
家族はみんな死んだような目をするようになり……。
さて、一家はどうなってしまうのでしょうか?
この家にかけられた呪いの正体は?
ウォーレン夫妻は解決することができるのでしょうか?
ドキドキしながら画面の奥を覗いて見てください♪
ちょっと怖くてひとりでトイレに行けなくなるところでした! 二度目なのに!
大好きなホラー映画のうちの一本です。ぜひ、みていただきたい! オススメします。
ちなみに、うちの娘、感動して後半泣いていました! 悪魔と戦う家族の姿に心打たれたそうです。怖いだけじゃなくて感動するホラーってすごいと言っておりました。
連休にでも、ぜひ! ぜひ!
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