サンプルシナリオ
「第一話:鳥籠に囚われて」
このシナリオセッティングは、この世界に取り込まれた直後から最初の星の戦いまでのシナリオになります。
初めて行う方はぜひこちらのサンプルシナリオで遊んでみてください。
▼第一章「鳥籠の楽園」
描写:
目を開けると、そこは楽園だった。
花々が咲き誇り、遠くからは鳥の声が響いている。
そして、傍らには見知らぬ人/自分のシースがいた。
どうやらこの世界では私とその人の二人きりのようだ。
そして、頭の中から声が響き渡る。
「魂の輝きを持つ星の騎士にして我が子たちよ。私が望むのはこの地の存続。そのためにこの世界に子孫を残しなさい」
「さすれば、永遠の幸せを与えましょう」
その言葉とともに、自らの左手には指輪がはめられている。
この世界で、どうしたらいいのだろうか……
解説:この世界に飛ばされてきたところです。あなたが元々星の騎士であったなら傍らにいるのはあなたのシースです。星の騎士でなかったのなら、見知らぬ人がいることでしょう。その人はきっとこの楽園出身である、あなたのシースになる人です。
この世界での使命と星の騎士としての使命を脳内に直接伝えられた後、あなた達は自由に行動できます。
シースとこの世界を見て回るもよし、探索して脱出する手段を探すのも良しです。
シチュエーション表は、目的に合わせて変えましょう。
交流目的の場合は「シチュエーション表(妊娠前)」を、脱出手段を探すのであれば「シチュエーション表(探索)」で行いましょう。
▼間奏「この世界の秘密①」
描写:
神の御柱、という名前の塔を探索していると、隠し扉を見つける。
その中に入ってみると、小さな個室であった。どうやら誰かの部屋だった様子だ。
部屋の中にある本を一つ手に取ってみると、この世界の成り立ちが書かれていた。
曰く「この世界はロアテラに壊されようとしている」
曰く「二人の女神からの加護があまり届かないこの世界では、星の騎士になれてもドレスとなったシースにも傷がつく。神様が愛する娘もまたシースとなり、戦いのたびに傷ついていた」
曰く「この世界に存在していた神様は、愛する自らの子を守るためにロアテラにも二人の女神にも、何物にも影響を受けない楽園を作り出した」
その本はそこで途切れていたが、どうやらこの世界はロアテラや二人の女神からも影響を受けない世界のようだ。
しかし、ならば、なぜ星の騎士としての使命は残っているのだろうか?
まだまだ謎は残っている。もっと探してみなければ……。
▼第二章「楽園で二人きり」
描写:
この世界に来てから数日が経過しました。
そろそろこの世界にも慣れてきた頃でしょう。さて、今日はどうしようか?
解説:
この世界に来てから数日が経過しました。
シースとの交流も深まり、この世界での生活も少しずつ慣れ始めてきたことでしょう。そのうえで、あなた達は自由に行動できます。
ここでも第一章と同じように目的に合わせてシチュエーション表を変えましょう。
▼幕間「突然の使命」
描写:
こちらの世界に来て四日目の朝、それは突然の呼びかけだった。
どうやら、三日後に星の騎士として戦いの時間が来たようだ。ノイズが激しかったが、確かにそう聞こえた。
この世界にもロアテラの襲来があるのなら、当然、星の騎士として戦うまで。
さあ、ここに宣誓しよう。星の騎士として、世界を守るために戦う言葉を紡ごう。
解説:
ノイズ交じりですが、女神の告知が入ります。
以前から星の騎士であった人はいつものように、この世界に来てから星の騎士になった人たちは初めての変身になります。
その変身キーワードを唱え、変身しましょう。
変身後、あなた達は願いの決闘場でもある、塔の踊り場へと転移されます。
ただし、戦いの舞台として、その姿は様変わりしていることでしょう。
そして、ここからエネミーとの戦いになるのです。
▼最終章「■■・星の戦い」
良き戦いを。このステラバトルで勝利した騎士には、「始まりの騎士」の勲章が授与されます。
▼カーテンコール「一週間たって……」
描写:
星の騎士としての戦いを終えて、この世界に来てから一週間が経過した。
あの踊り場にあった扉もステラバトルの後に開かれて、その先へと進めるようにもなっている。
同時に共にいる人と交流も深まってきて、暖かな想いが芽生え始めてきた。
そんな時、ふと考える。
この世界の使命として、子作りがある。この子としても、いいのだろうか?それとも、脱出する糸口をもっと探さなければいけないのだろうか?
解説:
ステラバトル後で、この世界に来てから一週間が経過しました。
踊り場の扉は開いて、新しい探索場所が広がっています。きっとステラバトルを終えるごとにこの塔の扉は開かれて行くということも実感できるでしょう。
この狭い世界ではありますが、身の回りのことはすべて人形たちがやってくれる、まさに楽園のような世界での生活にも慣れてきたことでしょう。
ですが、この楽園におけるあなたたちの使命も忘れてはいけません。
そう、子孫繁栄、という使命です。
このカーテンコール時に、子作りをするか、まだしないかを宣言してください。
監督はその宣言を踏まえて、次回の卓を考えるといいでしょう。
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