第四詩 懺悔
君が好きだ。そう言う彼女はいつも笑っていた
君を愛している。そう言う彼女はいつも僕を見ていた
結婚しよう。そう言う彼女はいつになく微笑んでいた
ああ、そういえば最初に告白してきたのも彼女だったなあ
僕は言う。
君が好きだった。彼女は微笑んだ。
君を愛していた。彼女は微笑んでいた。
君と結婚出来て本当に良かった。微笑んだその顔はもう動くことは無い。
涙と共に溢れ出る愛の告白じゃ時は戻せない。
ああ、もっと伝えれたら良かったのにな。
馬鹿だな。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます