第5話 案外素直ないじめ君

さて、僕はこれまでにヒトへの失望を沢山述べて参りました。事実を述べているだけじゃないかと、そろそろ何となく気分を損ねた方もいるでしょう。ですからここで僕からの提案を1つご紹介します。


いじめを「減らす」やり方です。


いじめをなくすのは無理かもしれないけれど、いじめを無くそうと考える事には意味があります。

いじめをこの世からなくすのではなく、例えそれがあり続けても、いじめられてるヒトの味方になれるヒトがいれば良いのです。

認めてくれるヒトがいれば、幾らか良くなるのです。

そういうのが1人いるだけできっと貴方方のの心ってのは、もっと楽になれるだろうと、僕は信じています。心が楽になったら、その分他のヒトの心にも目を向けられます。


そしたらいじめ君も、少しは減ってくれやしないでしょうかね。

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