4『旭日の銃剣』

丘をこえる旭日は銃剣をぎらつかせ、指導者は叫ぶ。

銃剣の列は波、旗は風を受け、愛国者は進む。


気をつけろ! 雄のライオンはベールを被り、ネズミをねらっている。

気をつけろ! ライオンはまたも丘を登っている。



平和な村を雨が襲うと村は二つに分かれた。

だが、長たちは川をより深く掘れと言う。彼らの利益のために!


気をつけろ! 雄のライオンはベールを被り、ネズミをねらっている。

気をつけろ! ライオンはまたも丘を登っている。



丘をこえた銃剣は旭日のもとで踊る。炎は人々を焼き、焼け野原に天皇は立つ。

指導者の叫びは空しくひびく、燻る瓦礫に!


気をつけろ! 我々はネズミではない。

気をつけろ! 我々は人間である。

立ち上がれ! 己のために、真の自由のために!

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