世界を見る目が険しくなっていくのは

世界を見る目が

険しくなっていくのは

それは

そのひとが生きてきたあかし


無邪気な笑顔で

ふわっとした微笑みで

見てきた世界を


険しく見つめる


いつもは笑顔なのでしょう

微笑むこともするのでしょう


だが

しかし

そこに、振り返ったとき


そこに向けて、振り返ったとき、

その顔は、厳しい


険しい


そうして、そよ風がふうるり吹く

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