風が私を責め続ける

精一杯に灯した炎は

一瞬のうちに掻き消される


自尊心のために

黒い炎を燃やし続ける

いつかはこの街を呑み込もうと

大事に大事に炎を育てる


それでも責めるか

私の最後の抵抗を

見苦しいほど擦れた炎を

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