　うーん、これはミルクヘビ！

　ミルクヘビは毒のないヘビです。そして猛毒を持つサンゴヘビそっくりの姿をしています。つまり、毒を持たない弱者が、猛毒を持つ強者に擬態しているわけですね。

　こういった強者に姿を似せることで身を守る方法、これをベイツ型擬態と言うのですが、この二種の関係、実はサンゴヘビの方がミルクヘビに擬態して、獲物を油断させているのではないか……という説もあるそうです。

　そんなこと言い出したらキリがないと思うのですが、これを言い出した頭の良い人たちはいったい何を考えているのでしょうか。

　頭、サンゴヘビに噛まれたんですかね。

　というわけでこの作品はミルクヘビ……もしくは影武者徳川家康――つまりホモサピエンス・サピエンスということでよろしくお願いします。

　ちなみにミルクヘビはトカゲをよく食べるので、作者の泥んことかげさんは気をつけてね！

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