オッちゃんってヤツは…。〜〈思い出道楽〉出張版〜

＜番外編＞オバちゃんってヤツは…。

昔の職場の先輩で、最近また何人かの元同僚などといっしょにみんなで会うようになったオバちゃん。

いやいや、オバちゃんなんて呼ぶのは申し訳ない「ステキなお姐様」の、つい最近（2019年）の話です。

お互いに同じ会社を辞めてから年賀状だけはやり取りしていて、毎年「会いたいね」と書き続けて早や幾とせ。

去年、意を決してメールしてみたら、やっと再会が実現したのだけど。。。

その会う日程を決めるのが大変だった。なにしろ、いちいち全然返事が来ないのだ。

３日後は早い方で、１、２週間来ないことも。

私は会社から支給されてた iPhoneを会社の承認のもとに私的にも使っていたのだけど、ギガが足りなくてラインは入れられずにいたので、お互いスマホの普通のメアドを使ってやり取りしてた。

返事が遅いのはそのせいらしかった。でも、それにしても。。。

会って言われたのが、

「普通のメール画面は、毎日あっという間に仕事のメールと迷惑メールで何百と埋め尽くされて、開く気がしないの」

「開いて見ても、こういう状態だから（←大量の未読で埋め尽くされている画面を見せながら）、見落とすことも多くて……」

「ですよね〜」と言いながら、内心、

えっ、仕事のメールもすぐ見ないの？

えっ、でも今、日程決めるやり取りしてる最中とわかってるのに、ちゃんと見てくれないの？

と、ちょっと腑に落ちない感じもしないでもない。

そして、最後の決めゼリフ、

「もう、今はこういう私用の連絡はみんなラインでやってるの。だから、ラインはマメに見てるし、連絡も簡単なんだけどね、本当にごめんね〜」

これはいろんな人から言われてて、私も早よライン入れろとの無言のプレッシャーを常日ごろ感じてるので、これまで私も「ですよね〜」「すみませ〜ん」とひたすらテヘペロし続けてきたところなのだが。。。

今年の春、私もほぼ持ってるだけだったプライベートのガラケーをついにiPhoneに変えて、晴れてラインを入れました！！

そしてこの夏には、ほかの人も加えてお姐様と女子会をしたのだけど、その連絡ももちろんラインで！！

が、しかし、どうもお姐様が言っていた「ラインの方がマメに見る」＝すぐに連絡がつく、というイメージ通りじゃないような…？？

特に、お姐様にお願いしていたほかのメンバーとの日程調整の返事がなかなか来なくて、結果、いつまでも日程が決まらなかった。

遠方から行く私は、交通手段や宿泊の予約の関係もあって、ずっとヤキモキしていた。

で、やっと決定の連絡をして来た時のお姐様のラインが——

「遅くなってごめんね〜。私のラインは、いつも文通並みのペースなの」

っっって、結局、メアドのメールといっしょやん！！

ガックリと脱力した私。。。

当日も、店の予約時間に間に合おうと遠方から車を飛ばして２０分前に到着できて、ホッとして店先から中を覗いた私、まだ誰も来てないようだったので、なにげにラインを開いたら——

「ごめん！　ゆうべの○○さん（店の予約をした人）からの連絡を見落としてたんだけど、開始時間が３０分遅くなったって」

というお姐様からのメッセージが、ほんの数十分前に着信していた。

車を２時間半も飛ばして来てみたら、何もないところで５０分も時間を潰すハメになるとは想定外だった。。。

文通並みのペース。

そして、やっぱり見落とす可能性もあり（大あり！）。

お姐様にとってのラインって、いったい。。。