オッちゃんは、ブランド……。
オッちゃんが、パソコンのキーボードを目を皿のようにして見ながら何やら打っていた。
その集中状態というか、余裕のなさというか、とにかく話しかけづらい雰囲気だったので、
「あのぉ~、いま話しかけて大丈夫ですか?」と訊いてみた。
キーボードから顔を上げたオッちゃんが
「なんで?」と訊くので、
「すごく神経集中してるみたいだったので、話しかけたら打ち間違うんじゃないかと思って…」。
すると、オッちゃんは
「なに言ってんのさ。オレはね、ブランド・タッチ(※)だよ。暗算しながらだって、余裕で打てるんだよ~」。
って、相変わらず、何もかも意味不明のオッちゃん。。。
(※)正しくは、ブラインド・タッチ=キーボードを見ないでキーを(間違いなく)打つこと
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます