October 7.2021

USAトゥデイ

 E型急性錯乱の原因がテロリストによる生物兵器の散布である可能性について、調査が進んでいる。


 FBIは南極から軍が持ち帰ったウイルスを保管していたパレンバーグ基地近くに、当時複数の不審な住人がいたことを確認。アル・ハサン・カフワージ容疑者を主犯格とする数名の人物を指名手配した。

 FBI当局によれば、カフワージ容疑者は2004年に911アメリカ同時多発テロに関与した疑いで逮捕されたあと、証拠不充分で釈放されていたという。

 この報告を受けて、政府内外からはFBIの怠慢を批判する声が上がった。他方アラブ系アメリカ人などからは、人種差別による冤罪の可能性があるとして非難の声が起きている。

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