心理鏡と直結するノート

暗闇研究所

そこは夢

道を歩いていた。

暇を持て余して、ただ歩いていた。

誰もいない、家の裏道みたいなところを歩き回ってる。

・・・?

本が道端に落ちていた。

よく分からない、古ぼけた本だった。

少し黄ばんでいる、傷がついてる本だった。

よく分からない物は視ない方が良いと聞くが、それは本当の事なんだと今更知った。

私は本に近づくと、突然目の前が暗くなった。

私は眠っていたんだと思う。

目を開けてみると、家のリビングのソファーで横になってたらしい・・・。

・・・、変にリアルな夢だったので私は少しばかり混乱した。

このままおいて置くのも気持ち悪いので、私は鋏を棚から取り出した。

鋏を私の周りで開いたり、閉じたりさせた。

私の周りの見えない糸を切るようなイメージで開いたり、閉じさせたり・・・。

この行動を1分程度行った。

何となく、周りの風韻気が変わった気がするので外に出た。

何時もの街並みに戻っていた。

裏道なんてなかった。

これが私の心の中の物語。

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