第11話 ドキドキ☆女子高潜入!乙女パラダイス♀− 何か違くね? by飯島大翔。藤田祐司。大和響也−
「生徒会長だからって偉そうだと思いますよ~?」
「な、何ですか?!吉川さん?」
吉川っていう子が意地が悪そうに手塚に言ってきて周りに緊張が走る。ヤバい、手塚と吉川っていう子で一悶着ありそうだな……
「生徒会長。もしかして飯島先生に惚れた~?まぁそうだよね~飯島先生は格好いいし。」
「バ、馬鹿な事を言わないで下さい!だいたい私は学生なのですよ!教師と生徒の恋愛なんて御法度ですわ!それに誰が、こんな品が無さそうな殿方と!」
手塚、正直に言ってここまでハッキリと品がないって言われるとさすがの俺も傷つくぞ?まぁ、生徒達の質問に答えるかな。
「手塚さんに吉川さん。まぁ、みんなも先生に聞きたい事がいっぱいあるようだから答えるな。先生はまだ大学を卒業したばかりの新米教師で、趣味はバイクでツーリング。特技は一人暮らしをしているから料理かな。彼女はいませんね。好きな女の子のタイプは優しい人かな。この学園には理事長から、お呼びが掛かって臨時教師として来たんだ。他に質問はあるかな?」
適当にみんなの質問に答えたから誰も質問してこないから質問は無いみたいだ。今日は半日で授業が終わるみたいだから残りの時間はクラスの顔と名前を覚える為には自己紹介をする事にしてからそして、学校のチャイムが鳴り授業は終了。
俺は手塚を呼び止めて先程のお礼をする事にした。
「手塚さん。」
「何ですか?飯島先生。」
手塚は振り返り俺を見て俺はさっきの俺を言う。
「さっきはありがとね。」
「いえいえ、当然の事をしたまでですわ。」
まぁ、生徒会長だから当たり前の事をしただけか。
「そうか。じゃあ、また明日な。」
「はい。あっ!そう言えば飯島先生。」
「ん?どうした?」
「この後は、お時間あります?」
「ん?特に無いよ。」
「なら……あの~……」
すると手塚は顔を赤くして口をモゴモゴしている。
俺は疑問に思い質問する。
「どうしたんだ?」
「私とランチでもしませんか?あっ!別に生徒会長として学校を案内するついでですわ!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます